
一緒に暮らす文鳥ちゃんとあきぴょん(※)の姿を伸びやかなタッチで捉え、
多くのファンを虜にしているイラストレーターのamycco.さん。
(※amycco.さんのご主人)
ART&MOREで連載中の漫画『文鳥ちゃん』が
写真と瑞々しい文章と共に綴られ書籍として出版され、
文鳥好きはもちろん文鳥を知らなかった多くの人々をも魅了しています。
今回、『文鳥ちゃん』出版記念として
気になる文鳥ちゃんやあきぴょんのこともあわせて
amycco.さんに7つの質問に答えていただきました。
「amycco.への7つの質問」
Q1.イラストレーターになろうと思ったきっかけと、
文鳥ちゃんを迎えるきっかけを教えてください。
昔の記憶があまりないのでイラストレーターになろうと思った最初のきっかけは忘れてしまいました。でも、他にも好きなことはあったんですけど、ただ好きというだけじゃなく、自分が楽しくて、人も喜んでくれることだと思えた初めてのことがイラストだった気はします。
文鳥ちゃんを迎えるきっかけは、結婚前に文鳥を知らなかったあきぴょんに会うたびに厳選した文鳥の写真を見せて洗脳して、「結婚したら文鳥飼おうな」と向こうから言ってくれるまでになったことですね。それでもやっぱり生き物なので気軽には飼えなくて、お店に何回か見に行ったりはしていたのですが、あるとき文鳥ちゃんのいるお店に行ったら、隅っこで他のヒナたちに踏みつけられていた文鳥ちゃんが、すごく輝いて見えて、この子だ!と思ってお迎えしました。

Q2. 『文鳥ちゃん』漫画の制作でこだわったことを教えてください。
適当に描いてるっぽく見えると思うのですが、漫画はほぼ初挑戦だというのもあり、毎回かなり悩みながら描いています。
テーマが文鳥ちゃんなので、1コマ1コマどこを切り取っても文鳥の魅力であるかわいさやわがままさ、ひたむきさなどが感じられるようにと思ってそのあたりは結構こだわって描いています。

Q3. イラストレーションを描くにあたり、
あきぴょん、文鳥ちゃんに影響を受けていることはあるでしょうか?
人物を描くときはたいていあきぴょんにポーズのモデルをお願いしているので、あきぴょんの骨格とか、雰囲気とかの影響を受けているかもしれませんねぇ。。
文鳥ちゃんをお迎えしてからは、生き生きとした文鳥の絵が描けるようになったので、やっぱり身近にいる存在の影響って大きいですね。

Q4. amycco.さんが文鳥ちゃんになったら何をしたいですか?
人間になった文鳥ちゃんとあきぴょんと3人で暮らしてみたいです。
でも人間になった文鳥ちゃんは私にとても厳しそうなので、やっぱりハワイでのんびり暮らしたいかな…文鳥ちゃん、私の放鳥してくれなさそうだし…

Q5. これまで制作した中で一番気に入っている作品と理由を教えてください。
1番を決めるのはとても難しいんですけど、部屋に飾りたくなる絵が好きなので、4年ぐらい部屋に飾っているこの絵は1番かはわからないけどお気に入りかな…。

Q6. 憧れの人はいますか?
特定の1人ではないんですけど、憧れているイラストレーターやデザイナーの方にお会いしたときに、たいてい皆さん気さくでユーモアがあってにこやかでおだやかで、本当にすごい人はすごい人っぽくなさがすごいなーと感動してしまいますし憧れますね…。良い仕事は良い人がやっているんだなぁってしみじみ思います…。

Q7. 今後はどんなことにチャレンジしたいですか?
5番目の質問で部屋に飾りたくなる絵…という話をしたのですが、インテリア用のファブリックとか、生活雑貨など、身の回りを彩るものにも展開していけたら楽しそうだなーと思います。
あとは、書籍や広告の仕事もそうだと思いますが、いろんな人の手が加わって1つのものができていく過程が好きなので、自分だけで完結するのではなくいろんな分野の人と仕事をしていきたいです。

近年、旅のスケッチや静物画にも力を入れているamycco.さん。
amycco.さんらしい独特の線が印象的なイラストレーションで
書籍や雑誌にも活動の場を広げています。
さらなるご活躍、そして文鳥ちゃんとあきぴょんとの今後の関係も楽しみです。

『文鳥ちゃん』大好評発売中。
下記から試し読みもできます。
http://art-and-more.jp/2016/04/buncho-chan.html下記から試し読みもできます。
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amycco. / エミコ イラストレーター。毎日文鳥に怒られている。 Web:www.amycco.com |
image © amycco.
< 聞き手 >
タカヒロコ
ART&MOREキュレーター / イラストレーター
web:www.takahiroko.net
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