
90年代以降の日本のグラフィックデザインの流れをまとめた特集や
主要な仕事や潮流を、豊富なビジュアルとともにふりかえる保存版特集。
(以下、プレスリリースより)
世界情勢や日本社会が、それぞれに変容し過去からの「断絶」の時期を迎えるなか、
従来のモダンデザイン史とは異なる文脈から現れたデザイナーたちによる、
もう一つのデザイン史が生まれた1990年代。
モダンデザイン史の物語を継承するデザイナーたちの潮流や、
デザイナーの活動領域そのものの変化がみられた2000年代。
ふわふわと浮いたまま、未だ落ち着く先を知らない1990年代以降のグラフィックデザイン。
本特集ではそこに生まれた物語にふれ、語り部の一人となり踏み込んでいく。








目次:
《巻頭》ビジュアル年表 1990-2014
論考
・90年代以降における コンピュータとグラフィックデザインとの関係性・渋谷系デザイン
・デザインの本質を学ぶ・タイポグラフィの余白に 1990-2015
デザイン賞とその傾向
JAGDA賞,ADC賞,TDC賞,毎日デザイン賞,講談社ブックデザイン賞
《連載1》ばるぼら×野中モモ
日本のZINEについて知ってることすべて
第2回「90年代のジン―The World Before Google」パート1
《連載2》インフォグラフィックスの潮流
第4回 インフォメーション&ブック
[図解・統計]理解のデザイン/ 20世紀の冒険[上]
規格化と言語化,ふたつの試み
《連載3》イエローページ
第4回 ナ・キム(ソウル)
IDEA No.369 : 日本のグラフィックデザイン史 1990-2014
発売日:2015年3月10日発売
価格:2,829円+税
URL: http://www.idea-mag.com/jp/publication/369.php

アートディレクション/イラストレーション:寄藤文平
デザイン:浜名信次
*
1990年代、2000年代と90年代以降の日本のグラフィックデザインの歴史を読み取る
ことができる保存版の一冊。故きを温ねて新しきを知る。潮流を振り返ることで、
グラフィックデザインの新たな可能性や文脈を感じとる事ができるかもしれません。
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