DSC_0835


今、注目の作家さんは?



13


漫画やミニコミ、雑貨などの取り扱いが多いことや、開催するイベントなどからも様々なジャンルの作家との深いつながりがあるFOLK。

そんなFOLK店主・吉村さんが今1番注目している作家さんは誰でしょう?

「京都在住の漫画家/イラストレーターのスケラッコ(sukeracko)さんです。作品の“空気感”“ゆるさ”みたいなのが大好きなんです。でもそのなかに“真面目さ”もあって。FOLKでも本の取り扱いをしているのですが、たくさん売れてますね。あと、ブックカバー展のときに応募してくださったイラストで「FOLK old book shirahama」というFOLKの架空の白浜店をイメージしたイラストがあって、それはスウェットとトートバッグでも販売しています。本と同様にこちらも好評です。」

14
吉村さん注目のスケラッコさんの本とグッズ。



15
これが「FOLK old book shirahama」のイラスト ©スケラッコ


「作家さんとの出会いは楽しくて、いつもわくわくしますね。作家さんというか「人」と出会うことはいつも刺激的で楽しいことばかりです。あ、今度FOLKで初めてお相撲さんのイベントをやるんですよ。さっき連絡があって(笑)。浦風親方のイベントを今度やります。お相撲さんのイベントをやるなんて思ってなかったです。トーク、ライブ、展示などいろんな「人」と出会って一緒に何かできることは嬉しい限りです。このお店があるからできることですね。」

本が好き、そして人が好きな吉村さん。吉村さんのまわりではいつも何かが動いているようです。



5年目の目標



「FOLKをオープンさせて今年の9月でちょうど5年です。5年間、いろいろありましたねー。5年目を迎えるにあたり、今年は今まで以上にしっかり「商い」をしたいと思っています。まずはお店の整理からですが(笑)。今でも手探りで毎日営業しています。こんな僕だから仕方ないのかもしれませんが、少しずつ目線を変え、底力を上げていく、というか。」

“こういうお店”とあまり言えない、とも吉村さんは話します。

「天神橋時代から比べると今のFOLKはずいぶんと雑多というか、ごちゃごちゃしているというか、最近は本や雑貨以外にも古着や食器も販売していたりもしますし、もう「本屋」と言っていいのか悪いのか(笑)。リサイクルショップが最近すごく好きなんですよね。FOLKがそうなっていくのかわかりませんが、それはそれで“FOLKらしさ’’だと思っています。あ、もちろん本が1番好きですよ!」

16


17
1Fにあるショーケースの中でも最近はじめた食器の販売。FOLKらしいディスプレイ。



勘はいいんです



吉村さんが何かをやるにあたり、よく「勘はいいんです」と口癖のように言っているのが、なにかとても印象に残っていて、

そのフレーズが僕はすごく好きだったりします。


「勘はいいんです」


そうして天神橋からスタートし、現在の北浜に移り5年目を迎える『FOLK old book store』。

「今までは蓄え期間でしたね。これからは放出期間にしたいと思います。がんばります!」

最後にそんなの意気込みを力強く、でもふわっと話してくれた吉村さん。


以前僕はこの『FOLK old book store』で「朝まで本屋さん!」という本屋でオールナイトするイベントを開催させてもらったのですが、

そのときもすぐ「やりましょう!」という返事でした。


また何か一緒にやりたいですね、吉村さん。


大阪北浜にある1Fが喫茶、地下が本屋の『FOLK old book store』、

お店に足を踏み入れると、あたたかい空気とマイペースでやさしい店主があなたを待っています。

ぜひ一度足を運んでみてください。


18


19
笑顔で取材に答えてくれた『FOLK old book store』店主・吉村さん。


20
いろんな作家さんからの吉村さんの似顔絵も飾ってあります。




「FOLK old book store」

〒541-0046
大阪市中央区平野町1-2-1 1F/B1F
定休日:月曜日(BFの本屋の定休日です。1Fは営業をしている場合も多いので、詳しくはHP、Twitterをご確認ください)
営業時間:1F(喫茶) 11:30〜20:00 BF(物販) 13:00〜20:00
※日曜日はどちらも19:00 CLOSE
TEL・FAX:06-7172-5980
MAIL:info@folkbookstore.com
HP:http://www.folkbookstore.com
Twitter:@FOLKbookstore





「約300人のブックカバー展」に続く新しい試み「とじてん ー架空の雑誌の架空の頁を「綴じる」展覧会」が3月21日(土)~29日(日)の期間、レトロ印刷JAMのお店で開催されます。

tojiten_TOP-825x510

公募で選ばれた約100人が考えた「架空の雑誌の架空の頁」の展覧会。
会場にズラリと展示している中から、自分の好きな頁と好きな表紙を選んで、会場にある製本機でその場でなんと無線綴じ製本!あっと言う間に世界に1冊しかない、自分が編集した雑誌(とじたん=大阪弁で「綴じたものの意」)の出来上がり!という、ちょっと変わったブックイベントです。
ぜひ足をお運びください。


「とじてん ー架空の雑誌の架空の頁を「綴じる」展覧会」

日時:2015年3月21日(土)〜29日(日) 10:00〜19:00
場所:レトロ印刷JAMのお店
主催:kof bookselleres union
HP:http://tojiten.info/



_______________________________________________________________________________________________
Profile
石崎孝多 / Kouta Ishizaki
フリーペーパー専門店「Only Free Paper」元代表。新聞のみの「Only News Paper」、Amazonにない本を紹介する「nomazon」、 漫画と音楽の企画「ミエルレコード」(OTOWAとの「紙巻きオルゴール漫画」で 第17回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 審査委員会推薦作品選出)、 原宿THE TERMINALでの「PRESSROOM」ディレクターなど、 様々なプロジェクトに関わりながら企画、執筆、ディレクションなどを行っている。
____________________________________________________________________________________________________



Writer:Kouta Ishizaki
Editor:Atsushi Shimizu
Photo:Shinya Rachi(Photographer
Logo :Masataka Maruyama(circle-d




meiten_2014


>>これまでの名店手帖




© ART&MORE



ART&MOREに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
著作物のご使用については、こちらにご連絡ください。当サイトへのリンクはフリーです。




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』