
造本作家・デザイナーの駒形克己の展示が開催中
静岡にある特種東海製紙PamB館にて「THINK PAPER 駒形克己展」が開催中。
(以下、特種東海製紙サイト内「THINK PAPER 駒形克己展」開催のお知らせより)
本展では、紙の素材を生かした創作絵本の展示や、世界中で行われている独創的なワークショップ等を実施します。
五感を大切にし、美しい色使いを目で楽しむだけでなく、紙の質感や手触りも感じられる駒形氏の作品に囲まれた空間は、
子どもから大人まで誰もが楽しめる作品展となっております。
世界的に評価を受けている創作絵本や、紙の重なりから生まれる立体的な動物の表現作品「ポップスコープ」を展示。
※当社製品のファンシーペーパーを主に使用
特種東海製紙Pam
会期:2014年7月19日(土)~9月20日(土)時間:10:00 - 17:00 *入場無料
毎週日曜日、8月23日(土)、8月30日(土)休館
会場:特種東海製紙 Pam B館
静岡県駿東郡長泉町本宿437番
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ワークショップ
・8月9日(土)
14:30〜16:30「タクタイル」
対象 中学生以上
駒形氏講演会
・8月9日(土)
12:00〜13:30
いずれも参加費無料、要予約。
お問い合わせは特種東海製紙Pam(Tel. 055-988-2401)まで。
*
「紙」といえば、身の回りにあるコピー用紙やノートのように、
ペラペラしたもの、という印象を思い浮かべてしまいそうですが、
紙にはそれだけではない表情があるようなのです。
たとえば紙は、一回折るだけで、自立するほどの強度を持つことがあったり、
動物の絵を描き、その輪郭を切り抜くだけで実体感が備わることも、
紙の束に穴を開ければそこに奥行きを感じることもあります。
どういうふうに仕立てるかによって、紙は幾様にも表情を変えるものです。
世界的な造本作家である駒形氏は、そんな紙の可能性を様々に追求されています。
紙ってふしぎだな、おもしろいな、という新たな興味につながるかもしれないこの展示に
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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