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TOTOギャラリー・間にて、建築家ユニット・トラフ建築設計事務所の個展が開催中



(以下、プレスリリースより)

TOTOギャラリー・間では、建築からインテリア、家具まで幅広く手がけてきた鈴野浩一氏と禿(かむろ)真哉氏による建築家ユニット、トラフ建築設計事務所の個展「トラフ展 インサイド・アウト」を開催します。

トラフ建築設計事務所のルーツは、東京・目黒通り沿いに建つ築35年のホテルの客室をリノベーションするプロジェクト「テンプレート イン クラスカ」(2004年)にあります。一回限りのつもりで組んだユニットが生みだした空間は、客室に必要な機能や備品、また宿泊客が持ち込むものまでをも一枚の壁に空けられたフレームに等価に収め、あたかも一枚の絵のようにディスプレイするというものでした。その斬新なアイディアが高い評価を得、その後も住宅設計のほか、店舗やショールームの内装、展覧会の展示構成、舞台美術、そして家具や指輪まで、建築の枠を越え、200を超えるプロジェクトを手がけられてこられました。2010年に東京・六本木のAXISビルで開催された「トクショクシコウ展」の企画から生まれた「空気の器」は、当初のオリジナル作品にさまざまなアーティストとのコラボレーション作品も加わり、今や海外でも高い人気を集めています。

このように、モノ、インテリア、建築の境界を外し、フラットな視点でその間を行き来することで、その場所や空間、素材の可能性、魅力を最大限に引き出してきたトラフのアプローチ方法は、時に人の流れや行動、街の様相までをも変える力を持ちます。

「インサイド・アウト」と名づけられた本展は、初期作品から数々の会場構成、プロダクツ、そして最新の住宅プロジェクト「Big T」(2016年)に至るまで、その完成形をスタディの過程、試行錯誤する中で手がかりとなったもの、インスピレーションを受けた素材などとともに展示することで、創る過程をも楽しむトラフのアタマの中をのぞき、思考の過程を追体験いただだける内容となります。是非、トラフの思考法に触れ、これからの建築や都市の有り様を探っていただくきっかけとしていただければ幸いです。

また今回、TOTOギャラリー・間の展示空間(3・4F)を飛び出し、同ビルにあるセラトレーディングのショールーム(B1・1F)やBookshop TOTO(2F)にまで作品が展開されます。更に東京(イイノホール)と金沢(金沢工業大学)での講演会に加え、会期中にはトラフのおふたりとこれまでさまざまなプロジェクトで協働してきた4名の方をゲストに迎えギャラリートークを行います。また、本展にあわせ、トラフが監修した、TOTOギャラリー・間オリジナル「空気の器」も発売します。


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© Nacása & Partners Inc.


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© Nacása & Partners Inc.



展覧会コンセプト

ホテルの小さな客室の内装を手がけたことからトラフの活動が始まった。私たちの仕事は指輪などのプロダクトからインテリア、舞台美術、建築まで幅広い。どんなことであれ、目の前にあることに興味をもって積極的に取り組むことで、さまざまな領域を横断しながら活動してきた。

建築は、敷地とその環境など、与えられた条件を受けて初めて計画することができる。一方でプロダクトは、どこで誰に使われるのかも分からないことが多く、建築を学んできた私たちには戸惑いがあった。そこで、例えば小さなプロダクトであっても“敷地”を自ら設定することで、建築が周辺環境と密接に関係するように、そのスケールにとどまらない広がりを与えうることが分かってきた。私たちも参加している石巻工房のプロジェクトは、地域との小さな接点をつくるような家具のデザインを通じて、地元の雇用を生み、今では石巻における産業として定着しつつある。この試みを、家具から都市へと広がる提案のひとつの実践の場と捉え、継続して取り組んでいる。

「インサイド・アウト(Inside Out=裏返し)」というタイトルは、本展でトラフの頭の中をさらけ出すこと、そして、トラフがこれまで「都市>建築>インテリア>家具>モノ」といったヒエラルキーにとらわれないアプローチをしてきたことを表象している。これまで手掛けてきた作品から、現在進行中のプロジェクトまで、その過程で生み出された思考の断片をフラットに並べて、風景のようなものをつくり出す。トラフのクリエイションの現場に入り込むライブ感を体験してもらいたい。

鈴野浩一、禿 真哉



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© Nacása & Partners Inc.



トラフ建築設計事務所
鈴野浩一(すずの こういち)と禿 真哉(かむろ しんや)により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクト、空間インスタレーションなど多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。主な作品に「テンプレート イン クラスカ」「港北の住宅」「空気の器」「ガリバーテーブル」など。「光の織機(Canon Milano Salone 2011)」は、エリータデザインアワード最優秀賞に選ばれた。2015年「空気の器」が、モントリオール美術館において、永久コレクションに認定。2011年『TORAFU ARCHITECTS 2004-2011 トラフ建築設計事務所のアイデアとプロセス』(美術出版社)、2012年『トラフの小さな都市計画』(平凡社)を刊行。




「トラフ展 インサイド・アウト」

会期:2016年10月15日(土)~12月11日(日)
時間:11:00-18:00
休館:月曜・祝日 ※ただし、11月3日(木・祝)は開館
入場:無料
会場:TOTOギャラリー・間
   東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F





【関連プログラム】

トラフ講演会「インサイド・アウト」
10月22日(土) 金沢会場(終了しました)
10月27日(木) 東京会場(申込受付は終了しました)

ギャラリートーク「アウトサイド・イン」
第1回 10月16日(日) トラフ×大内裕史「建築のちから、映像のちから」(終了しました)
第2回 10月30日(日) トラフ×野老朝雄「間を生み出すデザイン」(申込受付は終了しました)
第3回 11月13日(日) トラフ×芦沢啓治「小さな都市計画」(申込はこちらから
第4回 11月19日(土) トラフ×保坂健二朗「展覧会をデザインする」(申込はこちらから
※定員に達し次第、申込終了となります




全416ページにあふれるアイデア、コンパクトなサイズの作品集!

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『トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト』

著者=トラフ建築設計事務所発行年月=2016年10月
体裁=120×173mm、並製、416頁、和英併記
ISBN=978-4-88706-362-4

デザイン=中村至男

定価=本体2,200円+税

詳細はこちらから




TOTOギャラリー・間 Webサイト
http://www.toto.co.jp/gallerma/index.htm




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』