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TABFの新たな試みとして、ブックアワード[Steidl Book Award Japan]が新設



(以下、プレスリリースより)

世界最高峰のアート出版社と謳われるドイツのSteidl社の協力のもと、
日本を拠点に〈本〉という形式を使って作品を発表することに興味を持つすべての方を対象に、
応募受付をしたダミーブックの中から
同社の創業者ゲルハルト・シュタイデル氏が選ぶグランプリ受賞作品は、
Steidl社の書籍として出版され世界中で流通されることになります。


また、出版に際しては、
グランプリの受賞者はドイツのゲッティンゲンにある Steidl 社に招待され、
現地に滞在しながら、編集から デザイン、素材選び、造本、印刷に至る
すべての本作りの工程をシュタイデル氏および Steidl 社のスタッフとともに行うことになります。

これまでに 4,000 冊以上の本を手がけ、ロバート・フランクを はじめ、
カール・ラガーフェルド、エド・ルシェ、ロバート・アダムスといった
世界の名だたるアーティストやクリエイターたちが
絶大なる信頼を寄せるSteidl社がパートナーとなり、
本作りにおける大切な考え方や知識、技術、
そして本の素晴らしい魅力と可能性を直に伝えてくれる貴重な機会となるでしょう。

さらに、完成した本は Steidl 社から世界中に流通されることにより、
世界を舞台にした活動の後押しとなり得る大きな可能性も秘めています。

経験や実績の有無にかかわらず、「世界一美しい本を作る男」と称される
ゲルハルト・シュタイデル氏とともに本を作ることができるこの絶好の機会に、
ぜひふるってご応募ください。


steidl
© POST



ブックアワード設立にあたって  ― ゲルハルト・シュタイデル


「ロバート・フランクも、若き日のダミーブック作りを通して、自らの創作活動の重要な位置に写真集作りを据えるようになりました。そのことを、私は今の若い人たちにも体験して欲しいのです。つまり、自分の手で本を作ることにより、本という形式がどれほど表現メディアとして可能性を持っているかを実感してもらうために、このアワードを創設します」

本アワードは、Steidl社による展覧会プロジェクト「Robert Frank: Books and Films, 1947-2016」(以下「ロバート・フランク展」)が11月11日(金)~24日(木)に東京藝術大学で開催されるのに合わせて実現しました。このプロジェクトは写真家ロバート・フランクの作品を、Steidl社の印刷技術を使って世界50 都市で展示してゆくもので、その作業を通してゲルハルト・シュタイデル氏がフランクの本に傾ける情熱と哲学に触れたことが、本アワード設立のきっかけとなりました。


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Photography by Koto Bolofo



Steidl社とゲルハルト・シュタイデル氏について


Steidl社
Steidl社は、印刷から製本、出版までのすべての行程を社内で手がける世界で最も洗練された出版社のひとつです。出版人ゲルハルト・シュタイデル氏は、アートからファッション、文学など様々な分野におけるアーティストや著者に寄り添い、彼らが「魔法を生み出す」手助けをし、「アートとしての書籍」を読者の元へと届けてきました。紙や印刷への強いこだわりを持つシュタイデル氏自身が、紙や装丁用クロスの選定から編集、デザイン、印刷まで、制作におけるすべての行程に関わることで、それぞれの作品に合ったフォーマットを見出し、コンセプトを具体化した本を世に送り出しています。
これまでに、ロバート・フランクからカール・ラガーフェルド、ロバート・アダムス、エド・ルシェ、ロニ・ホーン、ルイス・ボルツ、ユルゲン・テラー、ジョエル・スタンフェルド、ブルース・デヴィッドソンなどの著名作家のほか、若手のアーティストや写真家たちの作品集を精力的に手がけています。
Steidl社 WEBサイト:https://steidl.de/


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Photography by Koto Bolofo


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Photography by Koto Bolofo



Gerhard Steidl|ゲルハルト・シュタイデル
1967年にデザイナー、出版人としてのキャリアをスタート。1968年、出身地であるドイツのゲッティンゲンでSteidl社を創設、美術展のポスターの印刷から着手し、ヨーゼフ・ボイスなどのアーティストが顧客に。1972 年に初となる書籍を出版。以降、政治、ノンフィクションから、文学、厳選されたアートや写真の本へと活動を広げ続けています。
参考:ドキュメンタリー「世界一美しい本を作る男」http://steidl-movie.com/


グランプリ受賞作品について
グランプリの受賞者は、ドイツのゲッティンゲンにあるSteidl社に招待され、ゲルハルト氏との共同作業を通して本を制作し、Steidl社から正式に出版されることになります。なお、出版にかかるすべての制作費・印刷費はSteidl社が負担し、同社を訪問する際の渡航費はSteidl社によって全額補助され、滞在期間中はSteidl社が提供するゲストルームに無料で宿泊が可能です。

グランプリ受賞作品の出版時期
グランプリ受賞作品の書籍刊行は、2017年秋を予定しています。

応募対象者
・日本を拠点に活動してしている方はどなたでも応募可能です。
 アーティスト、写真家、ブックデザイナー、一般/学生、プロ/アマチュア、国籍などは一切問いません。
・複数名のグループによる作品も応募が可能です。

応募対象作品
・アートブックや写真集のダミーブック。
・ペインティング、ドローイング、コラージュ、テキストなど、複数の表現を組み合わせた作品も応募対象となります。
・これまでに、本として出版社から出版されていない作品のみが応募対象となります。
 自費出版の場合は、すでに発行されている作品でもお申し込みいただけます。
・本アワードへの応募には、ダミーブック*の提出が必要になります。

*ダミーブックとは、出版物の完成形をイメージするために、実際に編集/デザイン/製本した模型のこと。
模型なので、製本は手作業でも良く、印刷も量産用のオフセット印刷である必要はありません。



申込開始
2016年6月1日(水)~

応募締切
参加申込締切:2016年7月31日(日)
作品受取開始:2016年8月5日(金)
作品受取締切:2016年8月20日(土)必着

選考スケジュール
9月16日(金)~19日(月・祝):応募作品展示(The Tokyo Art Book Fair 会場)
10月上旬:グランプリ候補作品選考・発表
11月9日(水):ゲルハルト氏による対面レビュー、グランプリ受賞作品選考
11月10日(木):グランプリ受賞作品発表(9、10日ともにロバート・フランク展会場)

参加方法
7月末までに[Steidl Book Award Japan] 特設ページから参加申込を行ってください。
参加費:3,000円(オンライン決済、または銀行振込)
※お一人で複数の作品応募も可能です。複数の応募の際には、応募作品それぞれに参加費3,000円がかかります。



[Steidl Book Award Japan] 特設ページ
http://tokyoartbookfair.com/steidl-book-award-japan/




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』