BRANCH

POSTにて、写真家・濱田祐史と写真家・フィリップ・フラニエールの新作展が開催



(以下、プレスリリースより)

本プロジェクト「Patterns in Nature」は、
Aperture First Photobook Award 2014のファイナリストに選出された濱田祐史とフィリップ・フラニエールが、
スイスのヴヴェイ市で開催されたビジュアルアーツフェスティバル「images」で開催された
ブックサイニングイベントで隣同士になったことがきっかけで始まりました。

2015年3月、濱田はスイスのクランモンタナ市に約3週間滞在し、
その内の1週間はフィリップの実家で宿泊しながら滞在制作し、
フラニエールは1ヶ月間滞在し、2週間は東京、もう2週間は京都と奈良に滞在し、
奈良では濱田の実家に宿泊しています。
それぞれが生まれ育った土地の空気を吸い、お互いの母親の手料理を食し、
時にはその土地の土を練り上げ、陶芸作品を制作しました。
濃密なコミュニケーションがベースとなり、本プロジェクトは成立しています。

プロジェクト名「Patterns in Nature」は、
交流していく中で発見したお互いの愛読書、
ピーター・S・スティーブンス著『自然のパターン -形の生成原理-』から引用したもので、
これが基となり「自然観」が本プロジェクトのテーマとなりました。
そして、お互いの自然観を提示していくなかで、彼らの特徴が見えてきました。

一文字で表せは、濱田は「柔」、フラニエールは「剛」。

粉雪に沈み込む枝を撮り、目に見えない重力を可視化させた濱田。
ただ枝を撮っているようで、彼の注力は粉雪に向いています。
粉雪の粒子と写真の粒子がリンクし、枝が沈み込んで生まれた黒の粒子(影)が、
枝の存在そのものを証明すると同時に、彼自身の存在を証明していることに気づき、撮影しました。

フラニエールは日本の職人が独自に進化させた、
釘を一切使用しないで木を接合させる技法「木組み」の接合パーツを再構築し、
徹底的にグラフィックを作りこみ撮影しました。
人間と自然の対峙から生まれた木組みの造形に普遍性を見出した彼は、
その造形に意識が行く様に、影も含めて徹底的にビジュアルを作りこんでいます。

自然そのものを在りのままに受け入れる柔軟なアプローチと、
人工物と自然との対峙をグラフィックを作り込みながら質実剛健に捉えるアプローチ。
切り口は異なれど、お互いの明確な自然観が垣間見えます。
そこには決して、容易に「西洋」と「東洋」では切り分けられない、
濃厚なコミュニケーションが生んだ彼らの視点をご高覧ください。


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©Yuji Hamada, courtesy of Photo Gallery International



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©Philippe Fragnière




Patterns in Nature
濱田祐史「BRANCH」+フィリップ・フラニエール「KIGUMI」

会期:2015年10月9日(金)~10月20日(火)
時間:12:00-20:00 月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST






【オープニングレセプション】
日時:2015年10月14日(水) 18:00-19:30


【トークイベント】
日時:2015年10月14日(水) 19:30‑21:00
登壇者 濱田祐史/フィリップ・フラニエール


【写真集】
出版:lemon books
発売予定:2015年10月14日(水) ※9日(金)よりPOSTにて予約受付開始
サイズ:A4変形
ページ:P96(BRANCH) / P48(KIGUMI)
デザイン:田中義久
装丁:ソフトカバー(2冊セット)
発行部数:700部
国内取り扱い:POST
価格:¥6,500+税



POST ウェブサイト
http://www.post-books.jp/




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』