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何もない道でつまずいたり、消したはずの電気がついていたり、
開けたばかりのお菓子がいつの間にかなくなっていたり・・・。

何かに見られているような感覚やおかしな記憶。
それはきっと不思議な生物の仕業だと思うのです。

そんな、わたしが見つけた未確認生物たちを紹介していきたいと思います。



01

「ピグモン」

・サイズ・・・ハンモッグ1つ分
・重さ・・・綿菓子50個分

ウールのような肌触りで、触れるとホッカイロのようにあたたかい。
寒い季節の晴れた日にベンチに座っていると、隣によく現れる。
触れられると気持ちがよく、そのまま眠ってしまうと
なぜだか昔の夢ばかりみるので、不思議と心も温かくしてくれる。


 

 

02

「ケジョ」

・サイズ・・・スカンクのしっぽ1本
・重さ・・・4~8kg

毛が多く長いので、動くたびにどこかに当たってしまう。
家の中の人がいない場所にあらわれ、歩いたり走ったり転んだりと、
とりあえず動き回っている。臆病で自分以外の物音には敏感に反応するため、
人の気配がすると何もなかったように隠れてしまう。

 

 

03

「ケーリー」

・サイズ・・・柴犬1匹
・重さ・・・三輪車1台

にぎやかな場所を好むため、お祭り事やお祝い事などによく現れる。
なんとなく人に気づかれているが、ほとんどの人の記憶には残らない。
たまに覚えている人もいるが、ほとんどの人が忘れているので
思い返すと自分の勘違いだったと思ってしまう。

 

 

04

「コロちゃん」

・サイズ・・・くるぶしソックス1つ分
・重さ・・・リンゴ1個分

忙しい人の部屋に現れ、のそのそ動き部屋をゆっくりと散らかす。
部屋の人が汚いことに気がついたときには、すでにその場にはいない。
散らかすだけ散らかし、部屋のものを何か持ちだしていなくなる。

 

 

01

「ジカガミン」

・サイズ・・・時にはお皿くらい、時にはビルくらい
・重さ・・・煙と同じ

つるんとしたフォルムでお腹が膨らんでおり、水たまりや鏡に化けたりする。
水たまりに化けている事が多いが、鏡に化けると遠くの街や船を映したりする。
近づくと離れてしまうので追いつくことができない。

 

 

 

くらもちあすか / Asuka Kuramochi

茨城県出身。日常に溢れるモチーフを中心に、
擬音語/擬態語を用いて抽象的に描写します。

 

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Main visual design:こぐれ そう(ousia

© Asuka Kuramochi


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