
& [ ART&MORE ] / Editorial Department2014.11.26
二人の作家が作品を送り合い、共作されたひとつの作品
坂野歩(日本画)と森裕子(彫刻)による二人展「Exchang of letters」がBlack bird White birdで開催されます。
(以下、Black bird White bird ウェブサイトより)
京都在住の坂野歩(日本画)と沖縄在住の森裕子(彫刻)の二人展です。
大学時代をともに沖縄で過ごした二人。
卒業後、住む土地が変わっても、制作活動を続けていました。
連絡を取り合うときは、電話やメールといった早くて便利なコミュニケーションツールを使うことが多いのですが、一年に数回は“手紙のやりとり”をしていました。
この度、二人展を開催するにあたり、“二人で展示をする意味がある展示”をしたいと思いました。
手紙のように作品を送り合い、お互いの作品に手を加えてひとつの作品を完成させる、或いは、感化されて新たな作品をつくる。
また、石を彫刻する際に出る粉やカケラを日本画の画材として使用するなど、素材の研究にも取り組みました。
自然の素材が好きで、手でものをつくることが好きで、創作活動を続ける二人の“対話”の展示です。
絵画と彫刻の作品に使用した素材で作った、クラフト小物も販売いたします。
坂野歩 Sakano Ayumi
1985年 島根県生まれ
2008年 沖縄県立芸術大学絵画専攻卒業
現在、京都在住。
博物館学絶賛お勉強中。
森裕子 Mori Yuko
1985年 岐阜県生まれ
2010年 沖縄県立芸術大学大学院彫刻専修修了
現在、沖縄在住。
主に、沖縄の石で野外彫刻をつくっています。
坂野 歩・森 裕子 二人展「Exchang of letters」
会期:2014年11月26日(水)〜11月30日(日)時間:12:00〜19:00
会場:Black bird White bird
京都市左京区一乗寺樋ノ口町8-2
Black bird White bird ウェブサイト
http://blackbird-whitebird.com/
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作品でコミュニケーションを取ろうとする、意欲的な展覧会です。
どのような伝わり方をし、ひとつの作品に結びつくのでしょうか。