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変動する世界におけるデザインの可能性を提示する「活動のデザイン展」が
21_21 DESIGN SIGHTで開催中



(以下、21_21 DESIGN SIGHT公式ウェブサイト及びプレスリリースより)

21_21 DESIGN SIGHTでは、10月24日より「活動のデザイン展」を開催します。
20世紀後半の情報革命以降、世界の距離はますます短くなり、私たちの生活や日々の意識は大きな変化の時を迎えています。知識や手法が高速で更新される一方、社会の不均衡や倫理、価値観を問い直す機会も増えています。
こうした時代に大切なのは、それぞれに考え、動き、確かに伝えること。あるいは地球上の各地で起きていることを少しでも共有しようとする姿勢ではないでしょうか。本展では「活動のデザイン」と題し、手にとることのできるものづくりにあえて限定せず、社会が抱える課題を読み解き、問題を解決しようとする意志や活動に目を向けます。

展覧会ディレクターは、日本と世界のデザインの動きに精通したジャーナリストの川上典李子と、ストックホルムを拠点にアートとデザインのキュレーターとして活動を続ける横山いくこ。紹介するのは、世界を俯瞰するクリティカルなアプローチをはじめ、社会との新しい関係を築く提案、現在から未来を見通すリサーチです。

81歳の女性が1950年代から編み続けて来た500枚を超えるセーターや、幼少期の記憶をデザインのインスピレーションとして開発された地雷撤去装置、「修復と改良」を奨励し、人々の身の周りの問題を解決していく「フィックスパーツプロジェクト」、技術革新がもたらす世界の今後を考察する無人飛行物体(ドローン)など、10ヶ国・24組のクリエーターによる多彩な活動が揃います。

時にポジティブに、時に詩的な彼らの活動は、ものづくりという枠組みを超え、今後の社会におけるデザインの役割に多くの気づきをもたらすでしょう。
本展を通して、変動する世界におけるデザインの可能性を感じてください。


■ディレクター・プロフィール

川上典李子 Noriko Kawakami
デザイン誌『AXIS』編集部を経て、1994年よりジャーナリストとして活動。1994年~1996年にはドムス・アカデミー リサーチセンターの日伊プロジェクトにエディトリアル・ディレクターとして参加。主な著書に『リアライジング・デザイン』(TOTO 出版)、共著に『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)、編書に『天童木工』(美術出版社)など。2008 年「WA–現代日本のデザインと調和の精神」展、2014年「Japanese Design Today 100」展(共に国際交流基金主催、各国で巡回)他、展覧会キュレーションにも関わる。21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター。

横山いくこ Ikko Yokoyama
1995年よりスウェーデン在住。コンストファック/スウェーデン国立芸術工芸デザイン大学にて、エキシビション・マネージャーとして展覧会の企画運営、セミナーや出版物のオーガナイザーを務めている。フリーランスのキュレーターとしてもIASPIS(現代美術協会)、リリェヴァルクス・コンストハル、SVID(スウェーデン・インダストリアル・デザイン財団)、スウェーデン大使館など国内外のインスティテューションにおけるデザインとアートに関する企画、プロダクションに携わる。ライターとして日本の雑誌にも寄稿。共著に『リサ・ラーソン作品集』(ピエ・ブックス)。2008年よりデザインやアートのリサーチ&プロダクションを行う「Editions in Craft」を主宰。同年よりスウェーデン国立近代美術館友の会役員。


■ 参加作家一覧 (作家名アルファベット順、[ ]内は活動拠点)

マイク・エーブルソン[日本]、aomo[日本]、Atelier Hoko[シンガポール]
国立天文台 アルマ望遠鏡プロジェクト[チリ、日本、アメリカ]、アルヴァロ・カタラン・デ・オコン[スペイン]
ダグラス・クープランド[カナダ]、DNA Charlois & クリスティン・メンデルツマ / Wandschappen[オランダ]
Fixperts[イギリス]※、Front & the Siyazama Project / Editions in Craft[スウェーデン、南アフリカ共和国]
マスード・ハッサーニ[オランダ]、菱川勢一[日本]※、ホンマタカシ[日本]、Humans Since 1982[スウェーデン]
kvina[日本]※、長坂 常[日本]※、大西麻貴 + 百田有希 / o + h[日本]、織咲 誠[日本]
フローリー・サルノット[ドイツ]、 Studio Swine[イギリス]、Superflux[イギリス]
takram design engineering[日本]、牛込陽介[イギリス]、サラン・イェン・パニヤ[タイ]※
ジョセフィン・ヴァリエ[スウェーデン]  ※「フィックスパーツプロジェクト」参加作家


■展示内容紹介

06

DNA Charlois & クリスティン・メンデルツマ / Wandschappen「ロースさんのセーター」
一人のオランダ人女性によって編み続けられた500枚以上のセーターのうち60枚を展示。
これまでの全セーターを記録したクリスティン・メンデルツマデザインの本と合わせて販売予定。
プロジェクトの映像も紹介。


09

マスード・ハッサーニ 「マイン・カフォン」
作家の幼少時代の体験をもとにつくられた地雷撤去装置。
発想の源になったペーパー・トイや、制作背景の映像も展示。


12

Superflux「ドローンの巣」
役割をもった無人飛行物体(ドローン)が、頭上を自由に飛び回る将来、人の生活はどのように変化するのだろうか。
新作のドローンを紹介し、今後の社会を考察する。



企画展「活動のデザイン展」

会期:2014年10月24日(金)〜2015年2月1日(日)
休館:火曜日(10月28日、12月23日は開館)、年末年始(12月27日〜1月3日)
時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
料金:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT
   東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内



21_21 DESIGN SIGHT ウェブサイト:
http://www.2121designsight.jp/


■ 関連プログラム

オープニング・デザイナー・リレートーク「活動のデザイン」
日時:2014年10月25日(土) 14:00〜16:00
出演: アルヴァロ・カタラン・デ・オコン、Humans Since 1982、牛込陽介
モデレーター: 川上典李子、横山いくこ

展覧会ディレクターによるギャラリーツアー
日時:2014年11月1日(土) 16:00〜17:00、11月2日(日) 16:00〜17:00、11月3日(月・祝) 14:00〜15:00
案内: 川上典李子、横山いくこ

イーヴォ・ファン・デン・バールとマスード・ハッサーニによるトーク
日時:2014年11月1日(土) 14:00〜15:30
出演:イーヴォ・ファン・デン・バール(ヴァンスファッペン)、マスード・ハッサーニ

ジョセフィン・ヴァリエによるトーク
日時:2014年11月2日(日) 14:00〜15:30
出演:ジョセフィン・ヴァリエ
モデレーター: 川上典李子、横山いくこ

・上記プログラムは、特に記載のない限り参加費無料です。(要当日の入場券)
・この他にも会期中はさまざまなプログラムを開催します。
 参加方法・詳細は21_21 DESIGN SIGHTウェブサイトにて随時お知らせします。



社会が抱える問題に対して、デザインのアプローチから問題解決を図ろうとするアーティストの取り組みが紹介されます。
デザインの可能性を知るとともに、私達の生きる世界でいま起きていることを知り得る機会ともなりそうです。




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』