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新国立競技場を手がける現代の建築界の巨匠、
ザハ・ハディドの展覧会が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。



(以下、東京オペラシティ アートギャラリー ウェブサイトより)

バグダッド生まれ・ロンドン在住のザハ・ハディド(1950- )は、現代の建築界をリードする巨匠であり、世界を席巻するまさに「旬」の建築家です。

1980年に自身の事務所を設立、83年には〈ザ・ピーク〉(香港)の国際コンペで勝利し、そのコンセプトとともにザハの名は一躍世界に知られることになりました。しかしこのプロジェクトをはじめ、ザハの設計案は当時の施工技術や一部の建築思考に収まらない前衛的な内容だったため、独立後10年以上にわたって自身の設計が実際に建てられることはなく、「アンビルトの女王」(アンビルト unbuilt=実際に建設されない)の異名を与えられていました。

ザハにとって初の実現プロジェクトは、ヴィトラ社工場跡地に建設されたヴィトラ社消防所(1993)です。かつて「実現不可能」と言われ続けた彼女のデザインに現実がようやく追いついたかのように、以降大規模なコンペで次々に勝利を重ね、かつ実際に建てられるようになりました。いまやザハのプロジェクトは世界各地で進行しており、400人にのぼるスタッフが44ヶ国で稼働しています。近年は〈ヘイダル・アリエフ・センター〉(バクー)、〈ギャラクシーSOHO〉(北京)など大型作品の竣工が続きました。2004年には女性初/史上最年少でプリツカー賞を受賞。そしてこのたび〈新国立競技場〉デザイン競技の勝利により、日本でも実作の建設が決定しています。

ザハ・ハディドはこれまでにいくつもの展覧会構成に携わっており、展覧会自体をひとつのスケール・モデルと捉えて様々な実験を繰り返しています。東京オペラシティ アートギャラリーの展示室は、シンプルでニュートラルな空間ですが、ザハはそこに多様性と複雑な視点を持ち込むための構成を考えました。有機的で流動性を感じるザハの作品は、目に見える形態以上に、見る側の視点を刺激し、広がりのある解釈を可能にする空間体験を期待させるものです。
日本初の大規模展となる本展は、ザハ・ハディドのこれまでの作品を模型や図面、写真、絵画、映像で編集展示。プロダクトから都市計画まで、スケールの異なる作品をシームレスに繋げる彼女の建築思想を総合的に紹介します。


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ザハ・ハディド
photo: Brigitte Lacombe



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〈ザ・ピーク〉香港 1982-83
© Zaha Hadid Architects



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〈ヴィクトリア・シティ・エアリアル〉西ベルリン 1988
© Zaha Hadid Architects



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〈ヴィトラ社消防所〉ヴァイル・アム・ライン 1991-93 竣工
Photo: Christian Richters
© Zaha Hadid Architects



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〈リバーサイド・ミュージアム〉グラスゴー 2004-11 竣工
Photo: Hufton + Crow
© Zaha Hadid Architects



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〈ロンドン・アクアティクス・センター〉ロンドン 2005-11 竣工 / 2014 改修
Photo: Hufton + Crow
© Zaha Hadid Architects



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〈ヘイダル・アリエフ・センター〉バクー 2007-12 竣工
Photo: Iwan Baan
© Zaha Hadid Architects



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〈アリア&アヴィア・ランプ〉Slamp 2013
© Zaha Hadid Architects



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〈リキッド・グレイシャル・テーブル〉David Gill Galleries 2012
Photo: Jacopo Spilimbergo
© Zaha Hadid Architects




ザハ・ハディド Zaha Hadid

会 期:2014年10月18日(土)〜12月23日(火・祝)
時 間:11:00〜19:00 (金・土は11:00〜20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日/12月22日[月]は開館)
会 場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
    東京都新宿区西新宿3丁目20−2
入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 1,000円(800円) 中学生以下無料
※同時開催「収蔵品展 049 抽象の楽しみ」「project N 58 髙畠依子」の入場料を含みます。
 収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)もあり。
 ( )内は15名以上の団体料金
 その他割引(半額):閉館1時間前以降の入場、65歳以上
 障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
 Arts友の会会員は無料。(会員証をご呈示ください)
 割引の併用および払い戻しはできません。
主 催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
特別協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人/NTT都市開発株式会社
協 賛:株式会社 NTT ファシリティーズ、株式会社アサヒファシリティズ
協 力:相互物産株式会社、東リ株式会社、兼松エレクトロニクス株式会社、株式会社クレッセント、ダッソー・システムズ株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、Slamp S.p.A.
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)




東京オペラシティ アートギャラリー ウェブサイト
http://www.operacity.jp/ag



2019年ラグビーワールドカップ・2020年東京オリンピック・東京パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。
その建築を手がけるザハ・ハディドのこれまでの仕事が紹介される展覧会です。
世界が注目する建築家のルーツをこの機会にぜひご覧ください。




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』