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名店。人気の店、有名な店、行列が出来る店、そして歴史がある店。
名店の形はさまざまです。

この「名店手帖」ではそんな名店も、それとは違った形の名店も、
今後名店になりそうな予感のする魅力的な名店(未来の名店)もたくさんご紹介していきます。


今回ご紹介する名店は、「はたらくにワクワクを!」をコンセプトにした、
様々なモノやコトを考える場『WORK WORK SHOP』。

ifs未来研究所がつくったサロンにあるこの『WORK WORK SHOP』をご紹介します。



第一印象は本当に不思議な場所



『WORK WORK SHOP』に足を運んだきっかけは偶然でした。

昨年10月26日〜11月4日の期間開催されていたデザインイベント「Any Tokyo」。

そのデザインイベントを訪れていた僕は、

後日、偶然その「Any Tokyo」が開催された場所の近くで打ち合わせがあり、

「Any Tokyo」が行われていた場所が現在はどのようになっているのか覗いてみたのです。


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そこには開放感溢れる、居心地の良い、新しい空間が生まれていました。

新しい空間になっているとは全く知らず足を踏み入れた僕は、

「いったいこのスペースはなんだろう…」

と不思議に思っていたところ、

「よろしければコーヒーはいかがですか?」

とその場にいたスタッフさんに声を掛けられ、

「コーヒーはサービスとなっておりますので、ぜひお召し上がりください。ハンドドリップでていねいに淹れております。豆も吟味しているので、とてもおいしいですよ。」


と、コーヒーをサービスして頂きました。

「もしよろしければ、お仕事されていっても大丈夫ですので。空いているお席をご自由にお使いください。」

と、笑顔で僕に伝えるスタッフさん。


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という感じで、すべて自由に、無料で利用できてしまったのです。

「ここはいったい…。」

謎が深まります。

そんな謎を解くべく、このスペース『WORK WORK SHOP』がいったいどんなスペースなのか、

『WORK WORK SHOP』を運営するifs未来研究所 所長 川島蓉子さん(52)にお話を伺いました。



ifs未来研究所とは?



「このスペースはifs未来研究所がプロデュースする期間限定の情報交流サロンです。ifs未来研究所とは2013年5月末に立ち上がった「きょうは未来だと思います」を掲げ、人が五感で受けとめ、魅力を感じる発信をしていく組織です。ifs未来研究所を立ち上げた1年半ほど前、私は様々なことを思い、考えていました。リーマンショック以降、大企業が行き詰まっていて、新しいことへ挑戦が出来ない、組織が縦割りになっていて隣の人と一緒に何かすることが出来ない、違う企業とのコラボレーションが出来ないという声を仕事で多く聞く事がありました。私は外から関わることで、そういった疑問や課題を手伝うことが出来ないか、と考えたのです。それと「社会が全体的に暗い」という空気感がありました。暗い未来ではなく、「未来を明るくとらえることは出来ないだろうか」と考え、そういった課題を解決するために、私は「きょうは未来だと思います」というスローガンを掲げ、ifs未来研究所という組織を立ち上げたのです。今日が地続きの、10年後を考えて私たちがこうしたいというライフスタイルを発信していく。ifs未来研究所とはそんな組織です。」


work_6 ifs未来研究所について詳しく説明をしてくださった、所長の川島蓉子さん。


「ifs未来研究所を始めるとき、東京ステーションホテルで少し豪華なお披露目会をやりました。様々な知り合いに声を掛けたところ、500人もの人に集まって頂けたのです。参加してくださった方たちは、企業の社長であったり、クリエイターであったり、キャリアのある女性など、実に様々な方たちです。その後、TORAYA TOKYOでもパーティーを行いました。そのパーティーでも400人ほどの人に集まって頂けて、その場で「垣根を越えた交流」が行われたのです。経営者とクリエイター、違う業種など、年齢も業種も関係ない交流が行われているのを見て、こういった交流が行われる場所はあまりないのでは…、と思いました。若者たちだけ、経営者だけ、デザイン業界だけなどではない交流会です。その光景を見て「こういったことが私のやれることの一つではないのだろうか」と思い、人と人をつなげることに可能性を感じました。ifs未来研究所という組織を立ち上げたものの、そのときは「場」は持っておらず、以前行った東京ステーションホテルとTORAYA TOKYOでの交流会の経緯もあり、いつか「場」を持ちたいと考えていました。ifs未来研究所をサポートしてくれている伊藤忠商事に「場を持ちたい」とお話をしたところ、この場所を貸して頂けることになったのです。」

多くの人と人が出会い、交流する光景を見て「場」を持つことに興味を持ったという川島さん。

こうして『WORK WORK SHOP』という場所が誕生したのです。



「はたらくこと」の実験を行っていく場



「人と人が出会い、交流するという目的も『WORK WORK SHOP』にはもちろんあるのですが、『WORK WORK SHOP』という名前の由来は、ここで「はたらくことにまつわる実験」を企業にして頂きたいと思ったことから付けた名前です。『WORK WORK SHOP』には現在、コクヨグループのコクヨファニチャー、コクヨS&T、POLA(ポーラ)、LUMINE(ルミネ)、ロック・フィールドの4社に出展して頂いています。」


work_7 POLAのブース。「きれいになるってワクワクする」をテーマに、季節に合わせてメークやスキンケアサービス、ライフスタイル提案など、さまざまなコンテンツで「未来のきれい」をバックアップしていく。POLA APEXによる業界初の肌全層分析も実施。



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「ここで様々な企業、そして個人にも「はたらく」をテーマに実験やイベントをして頂きたいと思っています。ですので、出来るだけ多くの方々にこの場所を解放できればと思っています。もちろん、ここの店主は私ですので、私の判断や目線で「何かして頂きたい」と思った企業や個人になってしまうのですが…。」

スペースの広さは約100坪と、とても大きな空間の『WORK WORK SHOP』。

「この場所では自由に実験や交流の場となってもらえればと思っています。『WORK WORK SHOP』とは実験を行うだけでなく、自由な、解放されたスペースでもあります。」

出会い、実験、それらが自由に解放されているスペース。

『WORK WORK SHOP』には実に様々なコンセプトがあります。





『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』