eureka05

何もない道でつまずいたり、消したはずの電気がついていたり、
開けたばかりのお菓子がいつの間にかなくなっていたり・・・。

何かに見られているような感覚やおかしな記憶。
それはきっと不思議な生物の仕業だと思うのです。

そんな、わたしが見つけた未確認生物たちを紹介していきたいと思います。

 

 

01

「もぐもす」

・サイズ・・・ゴマ粒くらい
・重さ・・・1gに満たない程

集団で行動し、夕方によく現れ手をあげながら空気に色をつけてまわる。
人の記憶を思い出させ哀しい気分を与えたり、前向きな気持ちを与えたりと
気まぐれに大人を感傷に浸らせることが多い。

 

 

02

「マンスー」

・サイズ・・・110㎝
・重さ・・・7kg

自分を正義の味方だと思い、いつもスーパーマンのように飛び立とうとしている。
ただ、羽のように見える翼は偽物で実際に飛ぶ事はできない。
誰の事も救ったことはないが、最近は正義とは何かといつも考えており
もしかしたら自分は正義の味方ではないかと気づき始めている。

 

 

03

「きはる」

・サイズ・・・サトちゃんと同じ
・重さ・・・5kg

攻撃的で気性が荒く、いつでも攻撃できるように構えている。
ガラスに映る自分や光るスナックの看板を敵と勘違いしすぐに攻撃してしまう。
きはる自身は攻撃をした後の記憶がなく、不安と罪悪感だけがいつも残る。

 

 

04

「シャッチイ」

・サイズ・・・木から蟻くらいに変化する
・重さ・・・広辞苑1冊からティッシュ1枚分くらいに変化する

恥ずかしがり屋で何が恥ずかしいかは謎だが、いつもただもじもじしている。
下ばかり向いているので、顔がいつの間にか身体に埋まり
日に日に小さくなって消えてしまう。隅っこや薄暗いところを好む。

 

 

05

「ストン」

・サイズ・・・14mm
・重さ・・・小石一つ

河原や砂利道に生息しており、石に紛れてコロコロ転がっている。
家をつくる習性があり、普段は周辺で過ごすことを好む。
時々、はしゃぎ過ぎて石がない場所に転がってしまい、
大抵、子どもに蹴られて帰れなくなる。

 

 

 

くらもちあすか / Asuka Kuramochi

茨城県出身。日常に溢れるモチーフを中心に、
擬音語/擬態語を用いて抽象的に描写します。

 

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Main visual design:こぐれ そう(ousia

© Asuka Kuramochi


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