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描かれた絵は出来た時からその中に物語も生まれます。
それはこちらが思いもしなかった物語です。
以前描いた絵に偶然の物語を加えて一緒に見ていきましょう。



「ダンス」

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踊りだすと徐々に形が変わり出した。丸は三角に。はたまた四角に。線は太さを変え、直接は折れ曲がり、色さえもはや分からない。青が赤になったかと思うと黄色や黒にも早変わり。この枠さえ長さはもうなく、縦3cmかと思いきや30cmかもしれない。ダンスが感情を解放させてしまった!もう常識はない。さぁ、君も踊ってごらん。そして、この絵が動いているように見えたら合格!次の絵に進んでみよう。



「オリンピック」

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ダンスして体が解放されたら走ってみよう。100m何秒かな?15秒?それとも10秒?速いぞ、速いぞ!このタイムなら東京オリンピック出場だ!加速していくと形も色もなくなって点と線が残った。点と線はどこまで走れるかな?



「点と線は眠る」

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速さに耐えられなくなった点と線はもう動かない。形を失いまるで植物のようにじっと固まっている。あたりを見回すと他にも沢山いるようだ。みんな眠ってるのかな?死んじゃったのかな?



「弾けた!走る!」

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あたりが静まりかえってもう100年以上が経ち、今が101年なのか300年経っているのかも分からなくなってきたある時、「パンッ」何かが弾けた!一つの点が弾けて大きな丸が生まれた。「パンッ」それにつられて一つの点が弾けて大きな三角が生まれた。三角は昔の走っていたときの記憶を身体で覚えていた。走る!



「みんな弾けてみよう」

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三角が走ったのでみんな目を覚ました。目は覚めたけど走り方をみんな忘れてしまっていた。でも弾けたいという欲求だけは抑えることができなかった。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!




○△□コラム


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一泊二日で突如思い立って富山、金沢にいってきました。
限られた時間だったので目的は二つ。富山県立近代美術館で開催されてる成田亨展。
そして21世紀美術館のレアンドロ・エルリッヒーありきたりの?展。
二つとも素晴らしい展示で、共に東京で見られない、地方に行かないと見られないというところもいいですよね。
展示を見に行くために旅にでる。
写真は金沢のオヨヨ書林に向かう途中の文化会館の壁。素晴らしいデザインですよね。
目的以外でこういう素敵な出会いがあるのも旅の醍醐味!




長谷川 朗 / Akira Hasegawa
1982年福岡県生まれ。東京都在住
書店員と並行して、イラストを描く。
ポップな色彩と、抽象的な造形でキャラクターを作り出す。
http://www.creative-language.com/creators/akira-hasegawa/

Instagram Photos(@goennosuke)
http://www.iphoneogram.com/u/286801023


((受賞))
・2014年 ザ・チョイス第193回 審査 芥陽子さん 最終選考第一席
・2014年 HBファイルコンペ 仲條正義賞 大賞
・2014年 ザ・チョイス第191回 審査 福田利之さん 最終選考
      第11回 1_wall 入選(1次選考通過)
・2013年 誠文堂新光社 イラストノート
      第14回ノート展最終選考(審査/大塚いちお・高井薫・櫻井暁恵)
・2012年 玄光社 イラストレーション 第183回ザ・チョイス準入選(審査/長崎訓子)

((展示))
2013年 個展 ○△□展 よるのひるね (東京 阿佐ヶ谷)
2014年 ウレシカ 「ブローチちゃんとバッジくんと仲間たち パーティへ行く」

    AAT 2014 (東京 原宿)



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Top Image Design:Atsushi Shimizu



© Akira Hasegawa




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