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ID – I Dictionary – は、オンラインショップさんまるよんの「Human color chart」で紹介している
アンケートをもとにインタビューを行ったものになります。


インタビューした内容が作家のIDのように、また同時に、辞書のように閲覧者がその作家を知れるよう、
様々な作家をご紹介していきたいと思います。

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記念すべき1ページ目は、ニットブランド「acco」のデザイナー 田中章子さん。


accoはニットワークを中心に様々な異素材を組み合わせたオブジェやぬいぐるみ、アクセサリーなどを制作しており、
新国立美術館内のミュージアムショップやセレクトショップ、Jazztronik feat. YUKI「ベッドタイムストーリー」の
PV美術制作など、ファッションからアートまで幅広い分野で活動されています。


その独特のモチーフや特徴的な色使いは、どれも視覚的に愉しめプリミティブな印象と
暖かみを与えてくれる作品ばかりです。


そんな「acco」のデザイナー 田中章子さんをご紹介致します。


 

02

accoと静岡

「出身は静岡県です。小学校の頃はお絵描き教室に通っていて、中学3年生で美大の予備校に通い、
始めはグラフィックを勉強していました。
高校3年の夏にゆかたを作ってもらうため地元の呉服屋に通うようになり、テキスタイルの美しさに気付きました。
それがきっかけで自分自身でもつくってみたいと思うようになり、
そこからテキスタイル学科に入るための勉強を始めました。


ファッションは元々好きで、私が高校3年生の時に静岡に新しいセレクトショプができたんです。
当時は地元では売っていなかったような海外のかわいいブランドが置いてあり、BLESSやHussein Chalayan、
Ann-Sofie Backなど、今でも好きなブランドが入っていてわたしはこっそり「黒いお店」と呼んでいました(笑)


それまで本当に欲しいものは東京に行って買ったりしていたのですが、
そこに通うようになってからはずっとそこで購入していましたね。」


03

好奇心の広がり

「それから美大へ進み、織物やフェルト、ファイバーワークなどを勉強していました。
素材の使い方や染め方などの知識を得られたり、色々な事に興味を持てた事はとても良かったと思います。
ただ、当時はニットはやっておらず、どちらかというとファイバーワークを中心にアート作品を制作していました。


卒業してからも制作は続けていたのですが、手元に織り機がなかったということもあり、
素材の使い方が似ているニットでの制作を始めるようになりました。
しかし、もともとアート作品を作っていたのでブランドを立ち上げて
商品化したいという意識は当時はそれほどありませんでした。」


04

accoと色

「好きな色は一つの色を決めたら贔屓しているようなので『いろいろ』と答えました。まんべんなく使いたい。
嫌いな色は特にないですが、彩度が低い色は余り使用していないかもしれません。


外国の変なお土産ってあるじゃないですか?偽物のミッキーとか、そんな変なモノが好きだったり、
アジア製のプラスチックの雑貨とか、カラフルでごちゃごちゃした感じが好きなので、
影響を受けているかもしれません。あと昔のおもちゃも。


人からはよくオレンジっぽいと言われます。特に作品に意識的に使ったりはしていません。
気になって調べてみたら、オレンジの色のイメージは子供の色なんだそうです。(笑)」


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06




『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』
まるさんかくぞう
『オーレ・エクセル イン モーション』
『ハーブ&ドロシー』
『木のうた』
『きりのなかのサーカス』
『ママのスカート』
『かさ 』
『ブルックリン・ネイバーフッド』
『Casa BRUTUS 2013年 12月号』
『ファンタジア』