「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園

[ CREATORS ] NOTES   2014.2.10


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera

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園内は歩き疲れない印象がある。
“もうじゅうワールド”の足下には「Weed Lock 森のレンガ」が敷き詰められていた。
京都の京北町で育った間伐材を原料にし、ひざの負担も少なく、環境に優しい素材だった。

園内の他の特徴は、壁面にオシャレな絵が描いてあったり、レトロな観覧車と遊具たちがある。
緑豊かで、檻が密集していても窮屈さを感じない温かい空間である。


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera


大人気のゾウの美都さんの周辺は、ここもまた行く度に園児たちに取り囲まれる。
ゆっくりと周回しながらも、いつも園児たちの歓声の方へ目を向けている。
とても優しい目をして、たまに微笑んでいるようにみえる。


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera

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回れ右をすると、目の前にすぐサル島が現れる。
ちょっと脱線すると、今ご一緒に仕事をしている作家さんに動物園好きの話をした際に
全国のサル島の形状や作り方に興味があるので視察したいと、
これまたマニアックな話が出てきたので、いつかサル島連載とか始まる予感がした。

今まで関東近辺ではニホンサルやゴリラなどのサル系の撮影をほとんどしていない。
単純にクマ系を追っかけるのが忙しかったからだ。
クマ好きの理由はいずれ独断と偏見に語りたいとおもう。

相も変わらず、サル島をチラ見して通り過ぎようとした途端に、
やたらと顔が大きなサルが目の前に飛び込んできた。


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera


鼻筋からアゴにかけて真っ赤で、頬が薄いターコイズブルーのバイカラーな顔面。
しかもお尻は七色に輝いている。
自然界でこんなに原色だと危険なイメージがあるが、彼はまったくもってボーっとしてノンビリしている。
大変失礼だけど、とてもヘンテコで魅力的なマンドリル。
ちなみに名前はベンケイ…ぴったり!

元気に動き回っている生まれたての赤ちゃんの顔を見ると、
とてもこれから原色になる雰囲気がしないけれど…不思議でとっても気になる存在。


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera

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一通り連写した後にその隣に進むと、はたと立ち止まった。

屋内の小屋に真っ白と真っ黒なぬいぐるみがいた。
いや、ぬいぐるみと間違えるくらいふわっふわな二匹がこっちを見ながら仲良く座っていた。
テナガザルという種類で、その名のとおり手と足が長い。
今までなんでスルーしてきてしまったんだろう。


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera

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かわいい…もっと早く気づいてたらよかった…


「にっぽんのどうぶつえん」第1話 京都市動物園 © yuricamera

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ところで名前を見てみると、真っ白の子がシロマティーで、真っ黒の子がクロマティーという。
その時instagramからFacebookに連動していた際に友人のコメントに、
「巨人のクロマティのシールをランドセルに貼ってました!」と、まさかのクロマティ違いのネタが飛びかった。
そんなやり取りなど横目に、クロマティーはグラビアのようなポージングをして、
誘惑するように悩まし気に辺りを見渡していた(ように感じた)。




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